豚に真珠か?
『量子力学はこうなっている!』久保謙一著/裳華房 という本を軽い気持ちで取り寄せました。
ポピュラーサイエンスシリーズ276とあるので 一般読者向けの紹介本(入門書よりもくだけた感じ)と思っていますが 何しろ量子力学をまるで知らない読者が読んで・・・少しずつ恐ろしさが・・・。
言葉も伝統も知らなくとも 伝わることもあるのではないか? 元フランス大統領のシラク氏は知日派で知られていたようです。そもそもフランス人は浮世絵や相撲等を芸術として高く評価しているようで たまにテレビでしか観戦しない私のような者よりも本質を知っているようです。
古典力学現象と量子力学現象の連続性を・・・読者に伝えたいと前書きに書かれていますが・・・伝わるでしょうか?
言葉がわからなくとも フランス人にも伝わったように・・・願う!
カンタは物理が好きなわけでも 数学が得意なわけでもありません。(断らなくても伝わっている!)
「マイナスイオン」という耳慣れない言葉で 「万病の元とされる活性酸素を不活化」等という話がありました。その時 マイナスイオン?物理や化学の教科書をめくりましたが 見つかりませんでした。後から「負の電荷を帯びた大気中の微粒子」という大気電気学という世界の用語から派生した造語と知りました。古い空調関係の本でも「マイナスの空気イオン」と「プラスの空気イオン」として紹介されていましたが 改訂版では消えていました。そして間もなく殆どのエアコンはマイナスイオン発生装置を搭載していましたね。
マイナスイオンの次に「マイナスイオン水」が飛び込んできて 「最外殻電子軌道に・・・」とか「電子スピン」「磁性の由来」・・・どうしても聞きなれない物理的な話に引き込まれてしまいます。そもそも物質とは?モヤモヤを整理していくのが物理の真骨頂なのでは?
古典力学で説明できない現象が現れた(観測できた)ことから 量子的仮説が考えられ 更に実験で仮説が検証され・・・
それにしても芸術品のような作品(数式)の意味合いが理解できない・・・「豚に真珠」の状態ですが 「般若心経」と同じく 深遠なままで・・・終わるか。



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