カブトエビ
「福島市金谷川の水田で「田んぼの草取り虫」とも呼ばれる甲殻類カブトエビが大量発生し 除草に一役買っている。水田の雑草を食べる他 土を掘り起こし水を濁らせて(水中の)草の光合成を妨げるため 雑草が殆ど生えなくなった。関係者は「繁殖が広がれば 無農薬米の生産拡大に役立つ」と期待している。
大量発生したのは 米の有機栽培に取組む「やまろく米出荷協議会」の会員農家の水田。30㌃ほどの水田では 灰色の甲羅を持つ体長1.5~2.5センチのカブトエビが稲の間を泳ぎまわる。・・・」以下略 7/4河北新報より
先程まで「生きる化石」とも言われるカブトガニと混同していました。カブトエビも「生きた化石」と呼ばれ3億年も前から姿をかえていないそうですが ミジンコに近い生き物だそうで 乾燥環境でも卵の状態で耐えるそうです。
記事を読むと「昨年秋 雑草対策としてカブトエビを繁殖させている登米市の農家の水田を視察し 初めて気づいた。」とあり 先進農家の存在をも知ったのです。
米の無農薬栽培は 安全安心な米を作ることだけではなく 周囲の環境や生物連鎖にもやさしい活動だと思っています。しかし これも農家の孤軍奮闘に頼ってばかりでは申し訳ない。カブトエビは農家の働き手になってくれそうです。草取り作業がいかに大変な作業か。つい 除草剤にすがりたいところ。
そんな時 カブトエビが「手伝うよ!」といってくれるのならありがたい 。
カブトエビが田んぼの中を泳ぎまわり水を濁らせて 更に雑草の新芽まで食べてくれる。当然 繁殖したカブトエビを食する生き物も増えることに・・・どんな連鎖が拡がるだろう?
田んぼが 未来へ引き継がれる大事な生き物達の環境であって欲しい。
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コメント
古い書き込みに対してのコメントは どうかと思ったのですが 「冬水たんぼと環境影響」という著作者不明のファイルを見つけて読むと「カブトエビ農法は生物多様性を減少させる」という項目で 危険性を指摘していました。
カブトエビが本来砂漠生物で 気化生物であること 水田の乾燥化で大量発生した地域があること 水田の表土を造るユスリカやイトミミズなどを食べつくすこと などの弊害があり 単純に「除草効果」だけで喜べない話のようです。
それにしてもこのレポートの主は誰でしょう?
投稿: カンタ | 2008/04/09 19:07